実世界を見る・観る・視るビジョン技術

ごあいさつ

ViEWは、その名の通り,画像処理とその応用技術の実利用化に関するワークショップです。1989年以降、外観検査をはじめとした画像処理技術の産業応用を根幹に据えながらも、時代の要請に呼応して応用対象を貪欲に拡大し、極めて幅広い分野を網羅しております。毎年12月初旬に横浜の地で開催され、約100件の講演に対し、500名の皆様にご参加頂いております。

2019年現在、第三次AIブームといわれるようになってから数年が経過しております。画像処理の分野においても、深層学習の登場以来、大量のデータが得られる対象に関してはそれまでの数十年では取り扱いが困難であった問題の一部が解決されるようになり、一般的に期待感が高揚しています。このブームの行く末は分かりませんが、実世界における画像処理技術に関して、広い応用事例を通して足もとを見つめ直し、未来へ向けた議論ができる場の提供を企図して、テーマを「実世界を見る・観る・視るビジョン技術」と設定しました。
日米を股にかけて活躍されている認知神経学者・下條信輔氏 (カリフォルニア工科大学教授) の特別講演の他、様々な企画を準備しております。参加者にとってより有意義なワークショップになるよう新たな試みにもチャレンジする予定です。産・官・学のすべての研究者、技術者ばかりでなく、画像処理とその応用技術の実利用に関心をお持ちの皆様の参加を心からお待ち申し上げます。

ViEW2019実行委員長 楜澤信(AGC)